素焼き化粧テスト

素焼き化粧のテストです。

土は信楽のカネ利赤1号

酸化、還元、共に焼成温度1250度。

元になるのがテストピースの2-0

ロー石  45
天草陶石 40
蛙目粘土 15

という調合で、
聞くところによると東京芸大の調合比らしい。

この調合で剥離が起きるのを抑えるテスト。

方向としては、化粧を施した時点で
素地に密着させるために粘土分を増やす、
施釉、焼成した時点で素地からの収縮度の違いから来る剥離を抑えるために
化粧を融化させる。

この2点を目指してのテスト。

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釉薬は日本陶料の3号石灰透明釉と

合成土灰5:天草陶石5:カオリン1の御深井釉


結果としては薄掛けすればみんな剥離しにくい。
ということ。

天草陶石増やした物は剥離が減少しました。
ガイロメは予想通り、増えると粘りが出すぎて
はがれやすい。

期待したのは
石灰透明釉よりも融化しやすい御深井釉で剥離しやすい化粧を
溶かし込んで押さえ込めないか、

カオリンを加えることによって荒れさせて
生化粧に近づけないか、

この2点でしたが





はっきり言って期待はずれ。

石灰透明釉の方がきれいにはがれず焼きあがりました。
厚化粧の部分のひびも押さえ込んでくれています。



最後にこれらのテストを全部混合した化粧

調合比としては

ロー石   36
天草陶石 38
蛙目粘土 18
カオリン  4
平津長石 4

という調合の化粧で

五斗蒔土主体の赤土に化粧した物を
酸化焼成。

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ここでも矢張り石灰透明釉の方が落ち着いたいい感じに上がってくれました。


右側が石灰透明釉、左が御深井釉で、
上が重ねがけの厚化粧。
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by Tyawanya-Kobe | 2006-02-17 22:45 | 陶芸の技法ー釉薬


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