織部釉 テスト

灰立ての織部釉のテストです。

一つ目は
釜戸長石60
土灰   40
酸化銅  5

の釉薬。

テストピースの左端、薄く掛けると浅い色で
濃く掛けると泡を吹く厄介な調合です。

この釉薬を液体のまま200g、または100g測って
外割で5gずついろんな物を足していきます。


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素地は信楽のカネ利 特練B
1245度の還元焼成です。

福島長石と天草陶石12.5%以上添加したものは
よく溶けてくれているようで、多少透明感が出てきました。

赤みがでるのは基礎釉に対する銅の比率が混ぜるにしたがって
下がるので還元焼成では赤く発色するから。
どうも多少追加した方が無難かも。

沈殿しにくさを考えると天草陶石追加した方が
扱いよさそう。

ワラ灰追加した物は珪酸分過多で乳濁。
暗い発色の銅青磁になりました。

カオリン20%添加したものは泡が減って
マット調に。

これも面白そう。




次は
松灰   50
福島長石50
天草陶石10
酸化銅   5

の調合の織部釉。

この釉薬を作ったきっかけは
釜戸長石よりも福島長石の方がすっきりきれいに上がること。
土灰よりも松灰のほうが焼きあがった時にきれいという噂を耳にしたこと。


でテストピースの右端のようにカルシウムの結晶が析出して
緑黒いマットな釉薬になってしまったのを何とかしようと。


e0050634_16551014.jpg



これはなんともいえませんネエ。

カオリン20%添加したものが赤緑黒い不思議なマット釉として
使えそうかな?と思えるくらい。


何とか透明感があって深みのある織部釉にならないかなあ。

次はフリットやら炭酸リチウムやら添加して
溶ける実験してみようかな?
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by Tyawanya-Kobe | 2006-03-22 17:00 | 陶芸の技法ー釉薬


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