ゴス壷再掲載

先日掲載したゴスの壷、
焼きなおして写真取り直しました。

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さらにイッチン壷は

釉薬が溶けてイッチンが見えてきました。

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色は上の壷は相変わらず黒く見えますが、
下のイッチンの壷と同じような青さです。



因みにこの調合ですが


基本は白い土に透明釉掛けて、ゴスを筆塗り。

以前弟子入りしていた窯では石灰透明釉(3号釉)でしたが
今回は合成土灰と天草陶石主体の釉薬。

そしてゴスですが

(河井寛次郎の調合)

黄土    300
天草陶石 100
コバルト  3.5
鉄      5.0
マンガン  0


(堤窯の調合)

黄土    400
天草陶石 100
コバルト   3.5


(先輩の調合)

黄土    300     300     300
天草陶石 100     100
カオリン                  100
コバルト    4.5     5.0     4.5
鉄                       5.0
マンガン           10.0   10.0



この場合、黄土は一般に入手しやすい地元の赤土、黄土になるので
かなり成分にむらが出ます。

僕の調合は


中国黄土  生  100
      素焼き 100
三石ロー石     50
天草陶石      50
酸化コバルト    10.0
二酸化マンガン   20.0


これを釉薬の上から筆で二重塗りし、

少し乾くと透明釉を薄めた物を筆塗りして

再びゴスを二重塗りして、また釉薬を筆塗りして焼きます。


河井寛次郎の一族で、信楽で活動されておられる方は
筆塗りではなく、釉薬状にして掛けていると伺いました。


 
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by Tyawanya-Kobe | 2006-05-30 15:33 | 陶芸の技法ー釉薬


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