カテゴリ:陶芸の技法ーろくろ( 12 )

今日の仕事

今日は日曜で、ちょっとのんびり。

昨日午後に、再生粘土でまたまた壷を。

午前中にそれを繋ぎ合わせ
口を整え
腰を削りました。


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今回は前の二つの壷よりはちょっと大きくて
直径45センチ。

高さも結構あります。

土練機を通したての再生土なので
粘りが余り無く、
広げていると、パサパサと切れが広がってきます。

だましだまし、ちょっと乾くと隙間に粘土を詰めて

何とか形に仕上げました。



その後、書家の美鈴さんの追加注文で
蕎麦猪口を。


寸法さえ決まれば後は


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一気に作りました。

今夜削るつもりですが、酔っ払って寝てしまわないかなあ?
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by Tyawanya-Kobe | 2006-01-29 18:06 | 陶芸の技法ーろくろ

久しぶりに仕事をしました。

以前紹介した書家の美鈴さんの注文で
壷!


最近お気に入りの荒れ磁器土で。

重さは量っていませんが
多分下が7キロ、上が4キロくらいかな?

先日の大皿と似たような要領で大鉢を二つ挽きます。

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当然ですが直径はあわして。

難しいところはあわせてみると上下のカーブが合わなかったりすること。
両方を接続部分付近は垂直にしておくか、
逆にソロバン型に尖らせて接続するとごまかしは効きますが。

因みに上に来る方は底が抜けた鉢にします。

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底が無いので伸ばしやすいこと、
下に掛かる重みのバランス、壷のふくらみのピークが
中心より少し上のほうがカッコいいこと、
いろんな事情で大体下の半分の重さがいいみたい。

上に来る部分が余り重いと乗せたときに
下が耐え切れず崩れることがあります。(何度も経験済み)

また、上下で形や厚みが微妙に違うので
乾燥するにつれ、大きさがあわなくなります

片乾きしないように気をつけて(僕はロクロに載せて
まわしておきます)
直径を調整しなおして

接続部分を十分濡らしたら

下の接続部分に粘土の紐をつけて

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整えて
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丸板についたままの上の部分を

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合体。

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このとき、傘立てなんかは細いから両側が見えますが
今回のように直径40センチを越えると接続部分の全体を把握しにくいので
出来れば助言者か助手が一名居ると助かります。


今回は深夜の事ゆえ、一人で悪戦苦闘しました。


そして上の板を切り離し

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中と外から繋いだ部分の粘土を伸ばして

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こんなこてを

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外から当てて内側はスポンジ(手ぬぐいの人も居る)で押して

つなぎ目を整えます。

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今回は口をつけて欲しいと言うリクエストなので

丸板を切り離した口の部分の
厚く残った土を整えて伸ばして
口を作っていきます。

今回は元々ちょっと堅い目の土だったことに加え、
少し時間を置きすぎたので、板周辺の土も結構乾いて
手間取りました。

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これで軟らかいうちは一旦終了なのですが

腰の辺りも結構乾いてきているので
上向きのまま腰から底にかけて軽く削っていきます。

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この後、更に腰を削って、
裏返して高台内部を削って、
完成。     の予定。

でも、注文の寸法よりも高くなってしまったので
もう一個作りなおしカナ?



と言うわけでもう一つ作りなおしてみましたが・・・・・・・・








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思ったほど低くなってくれなかった(涙)



こっちの方が注文には近いかな?
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by Tyawanya-Kobe | 2006-01-25 08:42 | 陶芸の技法ーろくろ

大皿の削り

随分以前に大皿のつくりをして、翌日削ったのを
今更更新します。

尺皿まではシッタに載せます。
無ければ洗面器を代用してもいいでしょう。

尺より大きくなれば皿の重さと板の重さで余り動かなくなります。

で、丸板、もしくは亀板に伏せて載せて少し乾燥させた大皿を
そのまま轆轤に乗せて芯だしします。
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まず底を平らに削ります。
このときにカンナの持ち方が一般に言われている持ち方と逆ですが
好みで。

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(gifアニメです)

次に高台の直径と高さを削りだします。

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この時のカンナの持ち方も一般とは逆ですが、
カンナの角を削るところに持ってくるほうが
ぶれにくく、きれいに削れるような気がして
続けています。

高台の高さが決まったら、その周りを削ります。

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(gifアニメです)

このときに陶器ならざっくり一度に削れるのですが
磁器は薄皮をはぐように一枚ずつ薄く薄く削ります。

次に高台の中を削ります。

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(gifアニメです)

このときもカンナの持ち方が普通と逆なんですが。


スイカの熟れ具合を確かめるのと同様に
指ではじいて音を確かめて厚みを確認。

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この音は、同じような器をいくつも作って、
音を確認した後断面を見てこの音ならこのくらいの厚み、と言うのを
経験的に知ってもらうしかないのですが。

最後に高台のうちを整え
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高台の内側と

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外側の面取りをして
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完成。

ついでに自画像を。

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こんなのいらんかった?

因みに撮影は21歳のかわいい助手ではなく、
中一の長男でした。

何かご質問は?


追記。

いくつか動く画像にしたのですが、
僕のブラウザ(Firefox)では動かないのが確認されました。

写真をクリックしてもらえば動いた画像が見えましたので、
これは動くんかな?と思う画像をクリックしてみてください。

あたりかも?
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by Tyawanya-Kobe | 2006-01-10 02:21 | 陶芸の技法ーろくろ

大皿つくり

なぜか画像がアップできなくなって
(投稿画面の『参照』ボタンを押しても変化なし)

続きが載せられません。

少々お待ちください。
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by Tyawanya-Kobe | 2005-12-19 16:20 | 陶芸の技法ーろくろ

大皿つくり

二十歳(正確には21)のかわいい助手君の
尺皿の作り方を見せて欲しいとのリクエストで。

まず丸板の固定と土殺し。
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粘土をひも状にしてロクロの天板に置き、
回しながら押さえ込み、形、高さを整える。

発禁になった『ちび黒サンボ』の虎のバター状態にする。

丸板を乗せて中心を叩き、固定。
水平を確認する。

粘土を据えて軽く土殺し。

あまり上には伸ばさず整えたのち、押し広げる。

土の扁平な塊の中心を手のひらで押し、
皿状に広げてゆく。

このとき、指先で広げると
掘り起こされた土が周囲に貼り付いて
更に伸ばす時の妨げになりやすいので
押し広げる方が土全体が伸びてくれて
大きい皿が出来る。

因みに尺皿で2キロくらい。

今回は5キロくらい?

ここで、一旦回転を止めて
針で刺して底の厚みを確認。

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まだ余裕があれば更に手のひらで押し広げる。


mozillaだと画像がアップできませんでしたが
InternetExplorerにしてみたら出来たので
続きを。


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手のひらであらかた押し広げたら
今度はいつものように指先で。

見込みの部分は余り触らずに。
立ち上げの部分だけを伸ばして。

このときに広げすぎずに鉢状に伸ばしていきます。

また、丸板、かめ板で作るときは、板の際に土が残らないように
指で削り取ってからしっかり下から土を伸ばしていきます。

こうしておくと削りの時に楽。

指で伸ばしたら次はスポンジで表面を整えながら
広げていきます。

最後にこてで表面を締めながらきれいに広げます。

このときに無理に広げると落ちやすいので
こては、一旦水が引くまで置いておいてからした方が安全。

ただし片乾きするとこての当てなおしで余計に振るので要注意。

理想の形に広がったらすぐにスポット状の電球で
見込み部分を乾燥。

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こうすると、縁がある程度乾いて、うつぶせた時に
見込みとその裏も水分が飛んでいるので
削りの時に、楽です。
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by Tyawanya-Kobe | 2005-12-19 12:29 | 陶芸の技法ーろくろ

キワモノ茶碗

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個展も終わり、
漸くキワモノ茶碗に掛かりました。

形で面白いアイデアが浮かばない僕は形だけは端正に、と
井戸茶碗を作ります。
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by Tyawanya-Kobe | 2005-12-03 15:27 | 陶芸の技法ーろくろ

今日の仕事

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今日の仕事です。

午前中磁器土の再生と
カオリンを粉砕して
混ぜ込み、半日掛かって
約三十キロの土作り。
昼からご覧の皿?を13枚引きました。

腰に来ます。
手前ふた板はこてのあて直し済み。
作り寸で直径30cm超。
最近ふちの大きな皿が続いている。
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by Tyawanya-Kobe | 2005-11-13 17:37 | 陶芸の技法ーろくろ

名人の技

皆さんの教室にも届いているかもしれませんが

今日、『美山陶芸教室DVDモニター募集のお知らせ』というメールが届きました。

愛知県瀬戸市の陶芸家 寺田康雄氏が監修・指導のネット陶芸教室のDVDらしい。

それで、元のウエブ・サイト『e-tougei.net 「美山陶芸教室」』を覗いてみると

『サンプルを見る』というところをクリックしてしまったところ







寺田康雄氏のロクロが見れてしまいました。

独立して忘れかけていた職人の技!

余りに離れてしまっていた自分にちょっとへこみました。

canazさん、すごい技ですが、誰でも出来ているわけじゃないから
安心してみてください。(笑)
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by Tyawanya-Kobe | 2005-11-02 02:22 | 陶芸の技法ーろくろ

夜の訪問者

昨日教室が終わりかけの夕方5時ごろ
急にメールが来て、
大阪在住のE嬢が、近くに来ているので
窯に行きたいとのこと。

明石で待ちあって我が家に迎え入れました。

わびしい夕食にお付き合いしていただいてから
ロクロ。

二十歳のお嬢さんにふさわしいカッコをしていたので
着替えに「のどごし生」のTシャツと作業ズボンを上から羽織ると
おっさんに早変わり。

まず2キロで。

つめも伸びていたので最初の穴あけを代行。

そのあといろいろ伸ばして遊んでいました。

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不敵な笑みを浮かべ・・・・

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「たのしー!」を連発。

その夜の戦果です。

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by Tyawanya-Kobe | 2005-10-09 16:14 | 陶芸の技法ーろくろ

八角壺

八角の面取り壷

壷を挽きます。
パンパンに張らすので未熟者の僕はだましだまし、
肩がヘタリかけるとちょっと休憩。

少し水が引くとまた張らして・・・・

壷ができると中から角に当たる部分を指で膨らせます。


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削って面取りにします。


以上。

この素地は書家の注文で、ここに達筆の字が入ります。
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by Tyawanya-Kobe | 2005-09-21 15:11 | 陶芸の技法ーろくろ