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次は姫路で

30日に教室と僕の抱き合わせ作品展が終わったら、
次は姫路です。

2日から姫路・ギャラリー麗
姫路市書写175-3  tel 0792-67-5553
にて、「ふだん使いの器&のれん」展
池内潤&谷口あすひ

が始まります。

1日に搬入、展示してきました。

のれんの作品はまだでしたが
とりあえず並べてみました。


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このギャラリーは4,5年ぶり。


もともと喫茶店だった店舗を
1階はギャラリー、2階は設計事務所にしているのですが。

最近いまいちで、ちょっとやすんでいたらしいのです。


久しぶりにお声がかかって、姫路の皆さんに
見てもらうことにしました。

さてさて、うれてくれるかな?
# by tyawanya-kobe | 2006-12-02 12:20 | ご挨拶

作品展写真

漸く少し時間が出来たので写真をアップ。

作品展写真_e0050634_0474299.gif



入り口にあるショウウィンドウと、外から見えるガラス窓の中です。
特大片口です。

合成灰釉と満貫の吹き付けです。

中からじっくり見るとこうなります。

作品展写真_e0050634_165475.jpg





中に入ると教室のかたがたの作品が満開で、
片隅にこっそり僕の作品が・・・・・

本当は最後の最後に一窯焚いて、初日に間に合わすつもりで、
搬入の日に窯詰め点火して、出かけて
戻ってきて、朝の6時までかかって、
やっと焚き上げて、安心して睡眠。
9時に宅急便に起こされて、ふと窯を見たら・・・・・

スイッチが入ったまま。

が~~~~~~~ん!

1250度で終わって、多少とも冷めてくれているはずが
なんと1440度。


この時点であきらめました。


仕方なく比較的新作のみで作品を展示。

作品展写真_e0050634_0544859.gif




作品展写真_e0050634_0575866.gif





作品展写真_e0050634_11371.gif




最後に、焼きすぎた悲しい窯から、奇跡的に生き残った
たった3個の器の姿を。


作品展写真_e0050634_18488.jpg




2度と出せない、出したくないこの色が同情を呼んだのか、
すぐに売れてしまいました。


これでちょっと時間が出来たと思いきや、
なんと2日から今度は姫路で作品展。
1日には搬入。
それに向けてまた懲りもせずにロクロを引きます。

何ヶ月かぶりでロクロに本格復帰が出来たうれしさが
疲れを忘れさせてくれます。
# by tyawanya-kobe | 2006-11-29 01:09 | ご挨拶

作品展と教室展

一昨日から昨年同様トアロードのトア・ギャラリーにて
僕と教室の作品展の同時開催をしています。

アルバイトと平行しているので
帰ってから画像アップしている時間がありません。

とりあえずお知らせだけ。

木曜日までやっております。
# by tyawanya-kobe | 2006-11-27 09:18 | ご挨拶

籾殻灰

釉薬の原料は今は何でも電話1本、クリックひとつ?で手に入ります。

でも、原料の材質を確認できたり釉薬に使えるまでの過程によって
釉薬そのものの性質まで変わりうるので
手に入るものは出来るだけ自分の手で。

というわけで、知り合いの農家の方に
籾殻を分けていただき、
更に自宅は住宅地なので灰にする工程も田んぼをお借りして。

と、ここで画像がほしいところですが。

籾殻を軽トラ1杯田んぼに運び、
山積みにして、何箇所かに点火。

この点火が実はなかなか難しくって。

近くに散らばっていたわらくずに火をつければかんたんだと
言うことに気づいたのは終わる直前。

籾殻の山が大きければ大きいほど、
当然のように一山燃え尽きるまで、時間がかかります。
今回は2日かかりました。

本来はわら灰同様、薫炭にして炭素を残したほうが
反応性はいいはずなのですが
今までの経験上、ポットミルのない我が家では
薫炭を60目のふるいに通して釉薬原料にまで
進めることは不可能。
(わら灰はかんたんに崩れて細かくなってくれます)

なので、白く燃え尽きさせる。
これは実は薫炭を作るより簡単。
燃え尽きればいいのですから。

ちょうど3日目に雨が降り、消火、飛散防止、軽くあく抜きが行われ、
安心して45Lのゴミ袋に詰めて持ち帰れました。

この後、大きなバケツを4個並べて、
1個目のバケツにもらってきた灰と水を入れ、
しっかりかき混ぜた後、
2個目のバケツに25目の篩い通して移していきます。
3個目のバケツには50目。
最後のバケツには60目のふるいを通して、
最終的に沈殿させて素焼きの鉢に布敷いた上にあけて乾燥させます。

ふるいを通すときに少しだけおいておくと砂などは沈殿して
細かい浮遊物だけが水とともに次のバケツに移っていきます。

こうして、4個のバケツがすべて満タンになったら
今回はおしまい。

これまたしばらく置いておく(このしばらくが、具体的にどのくらいの時間かは
原料によって、かなり差があります)
と、ふるいを通った灰が沈殿して、上には茶色い灰汁が浮きます。
これを捨てて、また1番目のバケツに水を足して
攪拌して、篩いリレーで、4個のバケツが満タンになるまで繰り返します。

このようにして、長い日時をかけてあく抜きと精製を同時進行させることで
純度の高い、使いやすい灰が出来るのです。
買えば簡単ですが。
今まで使っていたもみ白釉はそのようにして作っていたのですが、
最近手抜きで市販の籾殻灰使って、調子がガラッと変わってしまったので
今回あわてて昔の作業に戻りました。

個人的には手間を喰うその作業、けっこう好きなのですが。
# by tyawanya-kobe | 2006-10-22 13:49 | 陶芸の技法ー釉薬

近況報告

ご無沙汰いたしております。
本家ホームページの更新もまったく怠り
このブログも放置。
怪しげなTBもたまっていました。

ここのところ本業休止中です。

ま、いろいろありまして・・・・・

ネタはいくつかあるのですが、
なぜかデジカメが行方不明。

なので更に更新も滞り・・・・・

また作品展が近づいたら告知させていただきます。
その前に仕事再開しなきゃ。
# by tyawanya-kobe | 2006-10-22 12:32 | ご挨拶